第28回 AMD Award '22

タカラトミーの新“触感”液晶お世話トイ。本体側面にある穴にユーザーが指を入れると、センサーで感知した指が液晶画面に表示され、穴の奥にある“ぷにぷに”触感のボタンを操作することで、画面内のキャラクター「ぷにるんず」に直接触っているような感覚を楽しめる。2021年7月の発売から品薄が続くヒット商品。2022年10月には新モデルの発売に加え、テレビアニメの放送も始まった。おもちゃのテクノロジー活用が進む中、育成ゲームにアナログな触感を付加することで、デジタルトイながら温かみのある新しい体験を提供し、令和の子供たちを夢中にさせた。それはリアルで触れ合える機会が急減した昨今において癒やしでもあっただろう。

この度は名誉ある賞を「ぷにるんず」に頂き、誠にありがとうございます。

「ぷにるんず」は、デジタルネイティブ世代の子どもたちに驚きを与えるデジタルトイとは何か？を思案して生まれた企画です。

2021年におもちゃとして誕生した「ぷにるんず」は、子どもたちの大きな支持もあり、翌年にはテレビアニメ化も果たしました。キャラクターとしても大きく飛躍でき、大変うれしく思っております。本受賞を励みに、今後も新たな驚きを持ったデジタルトイをお届けできるよう精進いたします。

液晶画面の中のキャラクターと直接触れ合っているかのように遊べる、新触感お世話デジタルトイ『ぷにるんず』は、本体の穴に自分の指を入れると、センサーが感知し液晶画面に指が出現します。穴の奥にある“ぷにぷに”触感のボタンを操作すると、自分の指と液晶画面に映る指が連動し、デジタルの世界の“ぷにぷに”キャラクターを実際に触っているような“デジタルとリアルが融合した”不思議な感覚を味わえます。「ごはん」、「おふろ」、「おでかけ」などのお世話遊びと、6種類のミニゲームで遊べる液晶トイで、ボタンにスクイーズやスライムのような触り心地の良い“ぷにぷに”触感を加えることで、よりキャラクターへの愛着が湧き、温かなコミュニケーションをお楽しみいただけます。21年7月に㈱タカラトミーより発売以降、22年10月にはテレビアニメ「ぷにるんず」放送に合わせて、リニューアル版「ぷにるんずぷにぷらす」が発売され、21年7月以来累計50万台販売されました。